ツイッター上で活動する中国人の宋文洲氏をご存じでしょうか?
日本に留学し、日本で起業して成功した中国人として知られていますが、ネット上では悪い噂が目立っています。
その宋文洲氏のツイッターアカウントが、実は何者かに乗っ取られているのではないかという疑惑があったので調査しました。
宋文洲の学歴・経歴wikiプロフィール

出典:twitter
名前 | 宋文洲(そう ぶんしゅう)Song Wen-Zhou |
生年月日 | 1963年6月25日 59歳 |
出身地 | 中国 山東省栄成市 |
職業 | 企業家、経営コンサルタント、経済・経営評論家 |
宋文洲氏の学歴(出身学校)
年 月 | 学 歴 |
1985年7月 | 中国東北大学工学部 卒業 |
1985年9月 | 中国国費留学生として来日 |
1986年4月 | 北海道大学大学院 入学 |
1990年3月 | 北海道大学大学院工学研究科博士課程修了(資源工学専攻岩石力学講座) |
1991年3月 | 2点法によるトンネルライニングの応力測定法に関する研究」により博士号を取得 |
宋文洲の経歴
宋文洲氏は北海道大学大学院を修了した後、天安門事件を嫌い、北海道札幌市内の会社に就職して北海道に住み続けました。
しかし、勤めた会社が3か月で倒産したため、宋文洲氏は大学時代に開発した土木解析ソフトの販売を始めました。
宋文洲氏が開発したソフトは、当時スーパーコンピューターを使用して行われた解析作業を一般のパソコンでもできるように改良したものでした。
ソフトを販売した資金を元に、1992年6月に札幌市内でソフトブレーン社を設立しました。
ソフトブレーン社は2000年12月に東証マザーズに上場を果たし、宋文洲氏は成人後に来日した外国人として上場を果たした最初の人になりました。
2004年6月に東証二部、2005年6月に東証一部へ市場を変更した後、宋文洲氏は「創業者はいつまでも経営すべきではない」「経営者の流動性は必要だ」と発言し、代表権を社長に譲り取締役会長に退きました。
2006年8月31日には取締役からも退き、現在は引退し、その後に中国に帰国しました。
宋文洲のツイッターアカウントが乗っ取られている?
このように優秀な学歴と経歴を持つ宋文洲氏は2010年2月からツイッターで様々な分野における自身の意見を発信しています。
しかし、現在、宋文洲氏のツイッターの発言は日本や日本人に対し、敵対する反日的な発言が多く見受けられます。
宋文洲氏は中国国費留学生として来日し、日本で成功した人物として知られていたので、国内では宋文洲氏の発言に反感を持つ声も少なくありません。
ですが、最近になって変な噂が出回るようになりました。
どうやら宋文洲氏のツイッターアカウントは、かなり以前から何者かに乗っ取られているという噂です。
発端は原口議員が宋文洲氏のツイートに言及したことでした。
私も宋文洲さんのツィートをおおいに参考にさせていただいています。
西側の偏った情報のシャワーを逃れて別の「自由な視点」を持てるし、辛口の日本へのツィートの中でも日本への思い、愛情を感じるからです。
中国共産党指導部のする事も相対化して語られていて単なる中国自慢でもありません。 https://t.co/9dJKj6NHsG— 原口 一博 (@kharaguchi) March 1, 2023
それについて、このような指摘が入り、ついには宋文洲氏のツイッターの発言は本人による発言ではないと疑惑を指摘する声が上がったのです。
宋文洲、下手すると死んでるから、政治家はあまり反応しないほうが良いのだぞ。 https://t.co/5uI3uEJKmR
— メモイさん(頭のメモリが足りないアライさん) (@ZizzREF) March 2, 2023
もしかして、「宋文洲アカ」と「薛剑アカ」って、同じ女性がいじってんの?
しっかり「我」って書いてあるから、メガネじゃねーよな。ワシ、アウトソーシングはずっと前から言ってんだけどな。 pic.twitter.com/y4v1L2fCK0— 宏子(粘着)老板 (@hongzilaoban) February 12, 2023
先程5毛仲間がいみじくも宋文洲を庇う発信しとりました。やっぱり同系列5毛ですね。 pic.twitter.com/oNf2RjUevl
— 宏子(粘着)老板 (@hongzilaoban) February 13, 2023
道理で煽っても行かねーはずだよ。同じ部門だもんな
— 宏子(粘着)老板 (@hongzilaoban) February 13, 2023
やっぱり宋文洲本人がやってんじゃないんじゃない?
使い回しくさい— 宏子(粘着)老板 (@hongzilaoban) February 13, 2023
個人じゃなくて、組織としてアカウント使ってます感半端なくなったわ。
もはや個人のメモリーを逸脱してるよね。
— 宏子(粘着)老板 (@hongzilaoban) February 13, 2023
ワシを刺激しなきゃ手口バラさねーのに。底辺5毛民族主義者も学習しね〜な。
ワシ結構黙っている事多いんだけど。— 宏子(粘着)老板 (@hongzilaoban) February 13, 2023
【検証】宋文洲のツイッター発言は本人によるものではない?
本当に宋文洲氏のツイートが本人によるものではないのか、検証してみました。
まず、宋文洲氏の主義主張については、以下のことが分かっています。
- 宋文洲氏は天安門事件を嫌ったため、卒業後も帰国せず、日本に住み続けた
- 2013年2月17日に日本テレビの「真相報道 バンキシャ!」にて「尖閣に落ちて島がなくなれば、領土問題がなくなり、日中友好に戻れる」と発言
- 尖閣諸島問題に関して、2013年4月15日の環球時報のコラムにおいて「尖閣諸島は元々台湾に属しており、台湾が中国のものであるから尖閣も中国のものであり、よって(中国に)返還されなければならない」という論法で尖閣諸島における日本の領有権を否定
- また、上記コラムにて「(国共内戦さえなければ、)中国は戦勝国として軍を派遣し、米軍と一緒に沖縄と九州を占領する資格があったので、今さら小さな無人島(尖閣諸島)の問題でもつれ合うこともなかった」とも主張
宋文洲氏は当初、天安門事件を嫌って日本に住み続けました。
下記は日本に住んでいた時に宋文洲氏が出演した動画です。
天安門事件を表立って嫌いだと発言したので、中国政府の見解に反対する立場の人と思われたのですが、2013年にテレビ出演した時とコラムに掲載したコメントを見る限り、日中問題においては中国政府と同じ立場を取っていることが分かります。
つまり、宋文洲氏の本心は分かりませんが、2013年頃には既に中国政府よりの見解を示していたことになります。
となれば、宋文洲氏がツイッター上で今も繰り返し行っている過激な反日発言は、それほど本人の主張とかけ離れたものではないように思われるのですが…。
宋文洲、元々こんな人ではなかったけど、明らかにプロパガンダを流すアカウントに突然変化したので、中の人変わったのかな?と予想してる
— 世界のTANEO (@TANEO_official) March 2, 2023
【動画】2016年6月13日 ザ・ボイス 長谷川幸洋×宋文洲 特集「激論ダブルアタック!」
宋文洲の現在は生きている?
それでも、上記の不自然なツイートから、少なくとも現在の宋文洲氏のツイッターの発言は、本人によるものではない可能性が高いと思われます。
これ検索すると多くの人が使っているので、どこかのブロガーあたりの写真をひろってきていると思われ。
— Lizard-Leimao@ผมรักใบเฟิร์น (@LLeimao) February 13, 2023
冗談にしても意味が分からなさすぎる上に、どうやら他にも宋文洲氏のように別の人が運用しているアカウントが存在するらしいので、この噂は気に留めておく必要がありそうです。
安倍ちゃんの中の人が群馬県知事だったことをふと思い出し、宋文洲の中の人が薛剑の中の人だってかまわないじゃない。。。
— お猿さん@轟驫麤(車馬鹿三乗) (@mamachari3_Jpn) March 2, 2023
そうなると気になるのは現在の宋文洲氏の動向ですね。
テレビに出演していた2013年頃までは日本にいたのですが、その後は帰国して日本に来たという話は出ていません。
ネット上では宋文洲氏について、このように推測されています。
党員になりたくて必死にゴマすってんじゃない?金持ってんだろうから、賄賂にも余念無いと思うよ。でも、あんな奴信用されないからな。
— 宏子(粘着)老板 (@hongzilaoban) February 13, 2023
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