映画『パラサイト 半地下の家族』の俳優として知られるイソンギュンさんが2023年12月27日に亡くなられたと報じられました。
イソンギュンさんが亡くなられる原因となった事件の詳細を調査しました。
イソンギュン氏のwiki経歴学歴プロフィール
名前 | イ・ソンギュン(李善均) |
生年月日 | 1975年3月2日 – 2023年12月27日(48歳没) |
体重 | 70kg |
身長 | 180cm |
血液型 | A型 |
職業 | 韓国の俳優 |
事務所 | HODU&Uエンターテインメント |
趣味 | 漫画を読むこと、フルート、水泳 |
特技 | バスケットボール、ビリヤード、ポーカー |
学歴 | 韓国芸術総合大学校演劇院演技科1期卒業(2001年) |
経歴 | 2001年、ミュージカル『ロッキーホラーショー』のプレドゥ役でデビュー。 2009年、女優のチョン・ヘジン氏と結婚。 |
イソンギュン氏の嫁妻はチョン・ヘジン氏
イソンギュン氏の薬物乱用事件
イソンギュンさんは2023年10月頃から薬物乱用の疑いで警察の捜査を受けていました。
警察は発表当初は映画俳優である40代男性某氏と発表したのですが、報道直後にイソンギュンさんではないかと疑惑が提起されました。
イソンギュンさんは事務所を通じて警察に捜査されていることは事実だが、自身は脅迫を受けている被害者の立場であると主張しました。
ですが、警察側はあくまでイソンギュンさんも薬物乱用に関わった人物として捜査を続けていました。
2023年11月、イソンギュンさんの薬物検査の結果が陰性だったことが発表されましたが、以前に別の芸能人で陰性結果が出た後でも追加の精密検査を実施したところ、陽性反応が出たことがあったため、警察はイソンギュンさんの検査を続ける方針だったようです。
警察の薬物検査がどこまで進展していたかは不明ですが、2023年12月時点では結果についての発表は見つかりませんでした。
イソンギュンさんは12月27日、韓国・鐘路区の臥龍公園の車内で遺体として発見されました。
助手席に練炭があり、遺書が見つかったため、一酸化炭素中毒が死因と思われます。
イさんは10月に初めて警察の調査を受けた時にも「この瞬間、とても大変な苦痛に耐えている家族に申し訳ない」として家族に謝罪している。
その後イさんは2回目、3回目の調査を経て「Aさんは私をだまして薬を渡した」、「麻薬だとは知らなかった」と犯行の故意性を全面的に否認し、嘘発見機を使った調査を追加で行ってほしいと警察に要請していた。イさんに薬物使用の疑いがかかったのはソウル市カンナム(江南)区の風俗店室長のAさん(29)の供述だけで、物的証拠がない状況で薬物使用の疑いを受けることは悔しいと訴えていた。
出典:WoW!Korea
イソンギュン氏の事件の発端
イソンギュンさんの事件で多くの人達がショックを受ける中、韓国のニュースでは次々とイソンギュンさんの事件の真相が報道されていました。
- イソンギュンさんはナイトクラブ(遊興施設)のマダムと呼ばれるA氏(キム・ナムヒ)と親密な関係
- A氏(キム・ナムヒ)は複数の芸能人と親密な関係にあった。
- A氏(キム・ナムヒ)は薬物を使用し、また自身と親密にしていた芸能人たちにも薬物を渡したとのこと
- イソンギュンさんの場合、お酒に酔っている時に薬物を勧められたようだが、詳しい使用経緯と状況については捜査続行中
- A氏(キム・ナムヒ)はイソンギュンさんを脅迫し、薬物に関する口止め料として3億5000万ウォン(約3500万円)を受け取っていたことが判明
- A氏(キム・ナムヒ)に警察の捜査が及んだことでイソンギュンさんも捜査線上に上がり、薬物検査を受けたが陰性反応
- しかし、次の検査結果を待つ間(?)にイソンギュンさんが死去
A氏(キム・ナムヒ)は夜の店を経営し、マダムと呼ばれていました。
日本でいうクラブのママという感じでしょうか?
A氏(キム・ナムヒ)はイソンギュンさんも含め複数の芸能人と知り合いで、親密な関係だったそうです。
韓国のニュースではイソンギュンさんとも愛人関係という話も出ていました。
イソンギュンさんが薬物を使用した経緯はまだはっきりしていませんが、イソンギュンさんが酔っている時にA氏(キム・ナムヒ)に勧められて使用したようです。
ですが、髪の毛の検査で陰性反応だったため、実は薬物だと騙されただけで本当は使用していないのではないかとの声も上がっていました。
麻〇は見た目はただの白い粉なので、イソンギュンさんが受け取って使用した薬物が実は小麦粉などだった可能性もあるそうですが・・2023年12月時点で真相はまだ分かっていません。
ともあれ、A氏(キム・ナムヒ)は自分で渡した薬物をネタにイソンギュンさんを脅迫していたのですが、実はこの脅迫に関わっている人物がもう1人いるそうです。
イソンギュンはA氏とA氏の友人から脅迫されていた?
K-POP関連を配信する日本ジヌさんはライブ配信でA氏の友人の存在にも言及していました。
日本ジヌさんの話を簡単にまとめると
- 最初に脅迫したのはA氏の友人だった。
- A氏の友人はA氏と似たような職業(高級風俗との話も有り)の女性で、A氏と同じマンションに住んでいる
- A氏の友人はA氏から、イソンギュンさんが薬物を使ったという話を直接聞く
- A氏の友人は匿名アプリを利用してA氏に約1千万円を要求 ※トーク履歴などをハッキングして薬物のことを知ったハッカーを装っていた模様
- 匿名アプリからの連絡だったため、友人に脅迫されているとは知らず、A氏はイソンギュンさんに薬物で脅迫されていると伝える
- しかしA氏はイソンギュンさんに脅迫事実を伝える際、脅迫者から要求された金額より多めに伝える。(合計で3500万円ほど)
- イソンギュンさんがA氏に口止め料を支払うも、A氏はそれを脅迫者に渡さず、独り占めすることを決める
- A氏(キム・ナムヒ)は薬物の件が警察にバレても良いと考えて脅迫者に払わなかった
- そのことに憤慨した脅迫者(A氏の友人)は最初はA氏の母親に、A氏が薬物をやっているから心配だと伝え、A氏が母親に怒られる
- A氏は、母親に薬物のことを伝えた友人と喧嘩になる。※この時もまだA氏は友人が脅迫者だと気づいていなかったそう
- A氏と喧嘩になり、お金も手に入らないことに腹を立てたA氏の友人が警察に通報したことでA氏周りの薬物関連が摘発される(G-DRAGONさんもこの騒動に巻き込まれた)
- A氏の友人は当初はただの善良な通報者だと思われていたが、後に脅迫した犯人だと分かり逮捕される
とのことでした。
A氏(キム・ナムヒ)がイソンギュンさんから受け取ったお金を脅迫者に渡さなかったのは、警察に逮捕されてもA氏(キム・ナムヒ)自身には大してダメージがないからだったようです。
因みにA氏(キム・ナムヒ)の友人についても調べてみましたが、日本ジヌさんが言っていたA氏の友人かは分かりませんが、キム・セリムという人物も話題になっていました。
キム・セリムさんはA氏(キム・ナムヒ)の姉・・?という話もあり、キム・セリムさんもまた芸能人と深い関係にあるとかないとか・・。
どうやら本件は日本で報じられた以上に複雑な事件のようなので、もう少し情報が出揃うのを待ちたいですね。
【続報】A氏が赤ちゃんを抱いて被疑者尋問に出廷
俳優の故イ・ソンギュンさん(48)から数千万ウォンを脅し取った容疑が持たれている20代女が懐に子どもを抱えてメディアに初めて姿を表わした。
出典:中央日報
実はA氏(キム・ナムヒ)はイソンギュンさんの他にも、複数の人を脅迫していたそうで、中には妊娠を口実に父親以外にも関係を持った男性全員に養育費などを請求していたそうです。
俳優の故イ・ソンギュンさんを脅迫して5000万ウォン(約550万円)をゆすり取った女が、別の男性をだまして金品を受け取っていたと報じられた。国民日報が29日に報道した。
報道によると、元女優の女(20代)は同好会アプリで知り合った男性たちと会った後、「妊娠した。中絶手術の費用が必要だ」「子どもを無事出産するには病院で治療を受けなければならない」などの理由で金を受け取ったという。
女は実際に今年1月ごろ出産したとのことだ。女は子どもの本当の父親以外にも、自分と関係のあった男性たちに「あなたが本当の父親なのだから養育費を払え」「お金をくれなければ、このことを通報する」と脅迫した。
女の言葉を信じた男性たちは、最初の数カ月間は養育費の一部を渡した。明らかになっている被害者は少なくとも5人で、数百万ウォンから多い場合は数千万ウォン奪われたという。被害に遭った男性の一人は、女の言葉を疑ってDNA鑑定を行い、本当の父親ではないとの結果を得た。被害者の一部は弁護士を選任し、近く女を詐欺で告訴する予定だ。
出典:朝鮮日報
とんでもない人物のようです。。
イソンギュン氏の自死の理由
イソンギュンさんはなぜ自死を選んでしまったのか。。
イソンギュンさんは韓国でも好感度の高い俳優として知られていたようですが・・。
今回の事件において、イソンギュンさんが仮に薬物をやっていなかった、または本当に騙されて知らずに薬物を使わされていたとしても、妻子がいながらマダムと不倫していた事実は変わりません。
そのことでイソンギュンさんは奥さんとの関係にも亀裂が入ったようでした。
さらにイソンギュンさんがマダムと通話した録音やメッセージやり取りの内容が、普段の好印象からかけ離れていたそうで・・。
たとえ薬物の容疑が晴れたとしても、イソンギュンさんの俳優、社会人としてのイメージは回復が絶望的だったことはほぼ間違いないでしょう。
日本でも芸能人に不倫や薬物のスキャンダルがあると大ダメージは免れませんが、韓国では日本以上に復帰は不可能と言われています。
追い詰められた時に唯一味方になってくれそうなのが家族ですが、今回の事件は不倫がきっかけでもあるため、家庭内にもイソンギュンさんの居場所はなかったのかもしれませんね。。
ともあれ、イソンギュンさんも巻き込まれた韓国芸能界の薬物事件はまだまだ捜査が続くそうなので、今後イソンギュンさんに関する新たな情報がありましたらまたお知らせしたいと思います。
警察は容疑者のイさんが死亡したことを受け、公訴権なしで捜査を終了する方針だ。警察の関係者は「イさんが亡くなったことを残念に思う」としながらも、「今回の事件に関連する他の容疑者の捜査は手続きに従って継続する予定」と明らかにした。
出典:WoW!Korea
コメント