FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)に何があった?解散した理由を詳しく調査&まとめ!

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出典:bongona
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FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)に何があった?

FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)のメンバーと所属事務所・ATTRAKTの間にあった出来事は下記の通りです。

2023年

6月19日、メンバー4人がソウル中央地方裁判所に専属契約効力停止仮処分申請を提出。
6月23日、ATTRAKTが「所属アーティストに接近し、当社との専属契約を違反するよう誘導する”外部勢力”が確認される」とコメントを発表

6月26日、ATTRAKTは「”あるアウトソーシング企業”がWARNER MUSIC KOREAに接近し、FIFTY FIFTYを引き抜くための提案をしたことを確認した」とし、WARNER MUSIC KOREAに内容証明を送ったと明かした

6月同日、WARNER MUSIC KOREAがATTRAKTが主張したメンバー引き抜き疑惑に関して事実無根であると公式に表明

6月27日、ATTRAKTが、同事務所と役務契約を締結しプロジェクト管理および業務を遂行してきたTHE GIVERSのアン・ソンイル代表ら3人に対し、詐欺および業務上背任、業務妨害で告訴状を提出

6月28日、メンバー4人の法廷代理人弁護士を通じて「ATTRAKTが契約違反をし信頼関係の破壊をもたらした」ことを理由とする19日の仮処分申請の公表と「いかなる外部の介入もなく4人のメンバーが同じ気持ちで決定を下した」ものである旨の主張がなされた。

6月29日、ATTRAKTより告訴を受けたTHE GIVERS側は全面否定で法的に争う姿勢を表明。

7月5日、メンバーが専属契約効力停止を求めた仮処分申請の裁判が開始

7月7日、ATTRAKTはTHE GIVERSのアン・ソンイル代表に対し業務上横領、私文書捏造および捏造私文書行使での追加告訴を行った。

7月18日、韓国音楽著作権協会がFIFTY FIFTYの楽曲「Cupid」に対する著作権料の支給を保留すると発表

8月17日、メンバーの法定代理人弁護士がATTRAKTのチョン・ホンジュン代表をATTRAKTに対する背任容疑で告発

8月28日、ソウル中央地方裁判所は6月19日に出された専属契約効力停止の仮処分申請を棄却

8月30日、メンバーの法定代理人は28日の裁判所決定に対して不服申し立てを行った

10月16日、メンバーのキナがソウル高等裁判所に抗告取消書を提出。これによりキナのATTRAKT復帰が確定した。

10月19日、ATTRAKTがセナ、シオ、アランの3人に対し専属契約の解除を通告。FIFTY FIFTYが事実上の解散をした。

10月24日、ソウル高等裁判所はメンバー3人の抗告を棄却。

10月27日、セナ、シオ、アランの法定代理人弁護士は、ソウル高等裁判所による抗告棄却については、状況の変化により専属契約効力停止の仮処分を求める意味をなさなくなったためメンバー側が控訴理由書を提出しなかったことが理由であるとし、別途訴訟を検討中であることを仄めかした。

出典:wiki

上記出来事をベースに補足説明をしていきます。

メンバー4人が専属契約効力停止仮処分申請をするまでの出来事

FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)は、韓国の中小芸能事務所ATTRAKTの所属としてデビューしました。

デビューミニアルバムのタイトル曲「Higher」は韓国内で好評で、今後が期待できるガールズグループとして注目されていました。

ですが、この時はまだアメリカではほとんど注目されていませんでした。

そして次に発売された1stシングルアルバムのタイトル曲『Cupid』は韓国だけでなく、アメリカでも大ヒットしたことで、韓国の大手芸能事務所までもFIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)に注目するようになりました。

その1つが、WARNER MUSIC KOREAです。

WARNER MUSIC KOREAは、FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)を自社所属のグループにしたいと思い、20億円で買い取ると提案しました。

しかしこの時、WARNER MUSIC KOREAが買い取りを提案した相手に問題がありました。

WARNER MUSIC KOREAがTHE GIVERSのアン・ソンイル代表に買い取りを提案

FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)はATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)に所属するグループですが、グループのマネジメントはアウトソーシングに頼っていました。

ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)からFIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)のマネジメントをアウトソーシングで引き受けていたのがTHE GIVERSのアン・ソンイル代表です。

THE GIVERSのアン・ソンイル代表は、FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)の結成からデビュー、そしてデビュー後もグループのマネジメントを担当していました。

しかし、THE GIVERSのアン・ソンイル代表はあくまで、ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)から依頼を受けてマネジメントしていただけで、マネジメントに必要な資金は全てATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)が提供し、グループの権利も当然ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)にありました。

ですが、FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)が注目されるようになり、マネジメントを担当したアン・ソンイル代表(THE GIVERS)もメディアへの露出が増えたことで、多くの韓国人並びに芸能事務所までもアン・ソンイル代表(THE GIVERS)がグループの責任者であり、権利を有すると勘違いをするようになったそうです。

WARNER MUSIC KOREAも同じく勘違いで、最初はアン・ソンイル代表(THE GIVERS)にグループ買収を持ち掛けたのですが、この時、アン・ソンイル代表(THE GIVERS)は権利がないことを伝えず、返答を保留にしたそうです。

そんな中、WARNER MUSIC KOREAはアン・ソンイル代表(THE GIVERS)に権利がないことに気付き、すぐにATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)に改めて買収の提案をしました。

ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)は、自社で直接育てたいとのことで、買収提案を断りました。

ところが、アン・ソンイル代表(THE GIVERS)はFIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)を自社に引き抜き、WARNER MUSIC KOREAに権利売却することを思いついたようで、FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)の両親たちにコンタクトを取りました。

そしてメンバーの両親たちに、ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)はメンバーを酷使している、不正会計をしているなど、虚偽の話を吹き込み、WARNER MUSIC KOREAへ移籍すれば大きな利益を得ることができると話しました。

WARNER MUSIC KOREAへの移籍はメンバーにとっても都合が良かった?

韓国の芸能事務所は、自社に所属する練習生に対して多大な投資をしています。

そのおかげでアイドルになりたい人が練習生として芸能事務所に所属した場合、生活費、レッスン費用等はほぼ全て事務所が負担してくれ、本人に資金力がなくても才能さえあればアイドルを目指すことができます。

そしてかかった費用は、本人がデビューした後に、支払われる報酬の中から清算される仕組みになっています。

ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)もFIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)に、8億7千万円ほど投資したと発表しました。

一方、ATTRAKTは「FIFTY FIFTYのために投資した費用は約80億ウォン(約8億円)であり、メンバーの健康回復のために手術をした事実を発表しただけで、病名を公開したこともなく、休息期間も提供しており、無理に活動を強行したことはない」と反論した。

出典:livedoor

このことについて、メンバーたちは下記のように反論していました。

メンバーたちは「所属事務所のチョン・ホンジュン代表は外注業者のアン・ソンイル代表に、本人の別の所属事務所StarCrew Entが借金している前払い金の負債をガールズグループFIFTY FIFTYに50億ウォン(約5億円)投資したことにしようと謀議した」と主張した。
続けて「マイナスおよびプラスを含む、透明性のある精算処理と内訳を要求したが、所属事務所は答えず、突拍子もなく50億ウォンを投資したと主張した」とし、「所属事務所はメンバーに送った精算書上の費用30億ウォン(約3億円)を賦課したが、2023年10月現在までも管理運営費33億ウォン(約3億3000万円)と預金17億ウォン(約1億7000万円)に対して詳細に明らかにしていない」と明らかにした。

出典:スポーツソウル日本版

メンバーたちは、ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)が主張する投資金額の内訳は不透明で、会社の借金を押し付けられただけ、会計を透明にしないのは契約違反として、専属契約効力停止を訴えたということになります。

このことは、後にメンバーたちの専属契約効力停止の仮処分申請が棄却されたことで虚偽だったことが明らかになります。

このままATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)に残るより、WARNER MUSIC KOREAに移籍したほうが、練習生時代にかかった費用を清算してもらい、また大手芸能事務所に所属できるというメリットがあったため、メンバーたちはアン・ソンイル代表(THE GIVERS)と結託して、ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)が不利になるような様々なデマを流したのではないかと韓国内では言われています。

引き抜きのために仕事をせず、デマを流す

韓国では他事務所からアイドルの引き抜きをすると違約金が発生します。

違約金は、残った契約期間中に得られると予測される金額になります。

違約金はそれまでの収益によって決まるそうです。

違約金が発生する段階で収益がマイナスの場合は、違約金は発生しない

韓国の芸能事務所は基本的に7年契約を結んでいるため、デビューしたばかりのFIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)の契約期間は6年以上は確実に残っていたことでしょう。

FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)は『Cupid』が大ヒットしてからたくさんの仕事オファーがあったそうです。

中には、韓国の5人組ガールズグループ「NewJeans」に匹敵するような広告提案もありました。

そんな仕事を引き受けてしまうと、FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)が専属契約を解除した時に莫大な違約金が発生してしまうため、アン・ソンイル代表(THE GIVERS)は不正な方法でFIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)の仕事を中断させました。

アン・ソンイル代表(THE GIVERS)がFIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)を引き抜くために行った不正行為は下記です。

  1. 偽物のコ〇ナ陽性キットをメンバーたちに渡して活動を休止させる
  2. FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)に来た広告案件をアン・ソンイル代表(THE GIVERS)が勝手に断るか保留にする
  3. 『Cupid』の著作権は本来、買い取ったATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)が保有するはずだが、アン・ソンイル代表(THE GIVERS)が偽装工作を行い、自社保有にした
  4. アン・ソンイル代表(THE GIVERS)はメンバー・キナが保有する著作権も取り上げたため、このことが原因でキナと仲違い
  5. 世論を味方につけるため、ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)が横領をした、メンバーたちを酷使させて健康を損なわせたなどのデマを流す。FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)もデマ拡散に加担した
  6. しかし調査結果、横領は事実無根であり、またFIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)は2023年3月から体調不良を原因に活動休止していたため、彼らの主張が全てデマだと判明
  7. アン・ソンイル代表(THE GIVERS)は、ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)の過去についても悪評を流したが、ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)を知る人達が次々とデマだと証言し反論

アン・ソンイル代表(THE GIVERS)の犯罪歴が発覚し逮捕

アン・ソンイル代表(THE GIVERS)の悪事が次々と発覚していく中、実はアン・ソンイル代表(THE GIVERS)の過去の詐欺罪が発覚し、またFIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)以外にも引き抜きをしていたことまで判明しました。

さらには学歴&経歴詐称の疑惑まで持ち上がり、現在も捜査が続けられています。

 これに先立ち、去る24日にあるメディアはアン・ソンイル代表が、韓国の中央大学経営学部を卒業したとポータルサイトに記載されているが、該当の学校の卒業生名簿に名前がないとして学歴詐称疑惑を提起した。

また、アン・ソンイル代表の経歴に対する疑惑も提起された。アン・ソンイル代表の音楽投資専門会社である「ビヨンドミュージック」関連の経歴も虚偽だというもの。これに対して、アン・ソンイル代表は学歴、経歴の誤記載を認めた。

出典:WoW!Korea

キナがATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)と和解

アン・ソンイル代表(THE GIVERS)の過去の悪事が次々と明らかになると、アン・ソンイル代表(THE GIVERS)と仲違いしていたキナさんがATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)に戻って、アン・ソンイル代表(THE GIVERS)から言われたことを全て暴露しました。

その際、アン・ソンイル代表(THE GIVERS)がメンバーたちの両親に話していた内容の録音まであったため、この事件はATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)に非はなく、全てアン・ソンイル代表(THE GIVERS)とメンバーたちが企んだ陰謀だったことが判明しました。

ATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)は自社に戻る決心をしてくれたキナさんには責任を問わないと和解しました。

この時、残りのメンバーたちにも責任を問わないと和解を持ち掛け、またキナさんもメンバーたちを説得したのですが、他の3人はATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)との係争を取り下げませんでした。

そのため、10月19日にATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)はセナさん、シオさん、アランさんの3人と、専属契約を解除しました。

これによって、FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)は事実上解散となりました。

専属契約を終了したATTRAKT(チョン・ホンジュン代表)は、3人に対して訴訟を起こしたようですが、3人の代理人弁護士も別途訴訟を検討していると話がありました。

このことで、事務所に復帰したキナさんを除くセナさん、シオさん、アランさんの3人は、今後も継続して係争することになるため、当分はアイドルとしての活動は難しいのではないかと思われます。

お金に目がくらんで育ててくれた事務所を裏切り、事実無根の誹謗中傷まで流して、何度も和解のチャンスがあったにもかかわらず、和解に応じなかったセナさん、シオさん、アランさんの3人は、今後どのような形で芸能活動をしていくのか・・気になりますね・・・。

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