現在の状況と今後の展開
現在の状況
5月20日、ニールマーレカフェオーナー・永田順治さんと崖っぷち店長の女性は、上記の世に倦む日日さんの記事に対し、訂正しない場合は法的措置を取ると宣言しました。
それを受けて世に倦む日日さんは、同日に下記の記事を公開しました。
記事内容を要約しますと
- 記事は言論の自由の範囲のものだと確信
- カフェ・ニールマーレ側が正義であると誤った認識が世間に広がったせいで、土佐市に対するテロ活動が頻繁に起こっている
- テロ愉快犯を止めるためには彼らの正義を崩す必要がある → そのためには世論の空気を変え、流れを変え、店長側の「正義」を相対化するしかない
- 私が最も願ったところの、最短の、いわば劇薬的な荒療治の方法は、建造物不退去・不法占拠を構成要件化して、高知県警がその容疑でニールマーレ(アルバトーザ)の事情聴取に動き、それを高知新聞がリーク報道することだった
- (世に倦む日日さんとの裁判において)カフェ・ニールマーレ側が勝ったら高知県が「田舎」としてとことんバカにされる
- この事件の本質はニールマーレとNPO法人の小さな対立と紛争ではなく、「田舎」に対する差別と偏見の扇動問題である
- そんなことは断じてあってはならないと思うので、裁判費用の支援をしてほしい
となります。
まとめ内容に誤りがあればコメントで教えていただければ確認し、修正します。
要するに、世に倦む日日さんとしては言論の自由の範疇で問題ないので、裁判で争うとのことです。
世に倦む日日さんは、問題となった記事を書く際に詳しい取材活動はしていないと記事内で言及していました。
本人に取材しなければ事件の評論が書けないとは思わないし、取材することが議論を発表する上での必要条件とも思わない。この件について、犬山市議をはじめ多くの論者が取材なしに自由に意見や批判を発し、取材なしに活発に動画を制作して配信している。
出典:世に倦む日日note
これについては、世に倦む日日さんの仰ることも一理あると思いますが、問題は取材をしたかどうかではなく、世に倦む日日さんの主張がどこまで正しい情報に基づいて語られているかという点ではないでしょうか。
前述で、世に倦む日日さんの主張の多くは根拠の乏しい憶測に基づいた主張であると解説しました。
真相を探れば、もしかしたら実は世に倦む日日さんの主張が正しかった・・・ということになるかもしれませんが、現時点ではそれらを裏付ける物的・法的根拠が乏しいため、結論を断じることはできないと思われます。
強いて世に倦む日日さんの主張に寄り添うとしたら、カフェ・ニールマーレのオーナー・永田順治さんが、「クオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐」の取締役を務めているのに、カフェオーナー・企業組合「アルバトーザ」と一切関係がないと言うのは有り得るのか・・?ということぐらいですが・・。
カフェ・ニールマーレ側の反論を良く読んでみると、「クオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐」の取締役が永田順治さんであることは否定していません。
否定しているのはあくまで、「クオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐」と「アルバトーザ」の関係です。
言い換えると、
- カフェオーナー・永田順治は、「クオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐」の取締役でありながら「アルバトーザ」も経営
- しかし、上記2つの会社はそれぞれ独立した会社・組織であり、事業・利益における繋がりはない
とも解釈できます。
しかし、カフェ・ニールマーレ側は法的措置を取ることも示唆しており、裁判になれば各々の主張を裏付ける証拠も揃って提出される可能性があります。
それは、世に倦む日日さんにおいても同様の条件であるため、大衆(第三者)が客観的に判断するためにも、是非、両者には裁判にて白黒つけて欲しいと思いますね!
私は真実が知りたいです。
— Yuzuさん (@Yuzu_6230) May 20, 2023
言論の自由の範疇かどうかは裁判所で争って下さい!
決して示談なんてしないで下さいね!
応援してます!😊
— 根岸 (@negilog_hatena) May 20, 2023
世に倦む日日さんは記事内で、土佐市に対するテロ活動を阻止するために、問題となった記事を公開したと主張していました。
ですが、世に倦む日日さんの記事が広まった結果、今度はカフェ・ニールマーレ側に世間の悪意が向いてしまい、実害が出ているとのことです。
ただ、個人的に世に倦む日日さんが裁判費用の支援を願うのはちょっと疑問でした。
暇空茜さんが住民訴訟のためにカンパを募ったことで、最近ネット上の口論で裁判に発展しそうになるとカンパを募る人が増えた気がします。
しかし、暇空茜さんの場合は、以下の条件が揃っていたからこそ支援されたのではないでしょうか。
- 公的資金(税金)が悪用されていることを客観的資料で証明している
- カンパを募る前からColabo、東京都相手に住民訴訟を起こすべく、個人で戦っていた
- 個人の活動の成果を十分に示した上で、国民の税金である公金を守るという公益のためにカンパを募る
- 活動内容は客観的事実に基づいており、正当性があったため支持された
一見、世に倦む日日さんも
- 「クオリティー・オブ・ローカルライフ・土佐」が土佐市の電通の如きポジションでコンサルビジネスをしている
- 観光振興支援だの、農業漁業振興支援だの、宿泊施設の運営プロデュースだの、イベント企画制作だのの名目で、土佐市から事業費が流れていると推測
と、公金が企業に中抜きされていると主張しており、暇空茜さんと同じポジションのように見えますが、決定的に違うのは、世に倦む日日さんの主張には、現時点で裏付けとなる客観的資料がほとんどないということです。
しかし、世に倦む日日さんは5月20日の記事で、問題の記事を書くにあたり、取材はしていないと明言しています。
つまり、ネットで噂される内容や表面上のことだけを根拠に記事を書いているため、世に倦む日日さんの憶測が本当に正しいかどうかは、現時点で世に倦む日日さん本人も含めて知り得る第三者はいません。
その上で、カフェ・ニールマーレ側は事実無根であると主張しているため、カフェ・ニールマーレ側が正しかった場合、世に倦む日日さんの記事は公共の利益のための活動ではなく、ただの名誉毀損になりかねません・・。
そのような状況で、世に倦む日日さんに共感して支援する人が何人いるだろうか・・・というところかと思われます。
結構序盤から飛ばしてますよね。こういう方をアジテーターと言うんだなと。
カフェ側と訴訟になったということで深い言及は避けますが、応援資金を呼びかけたりしていて最近こういうの多いなぁと思ったり。https://t.co/Cub1wsxAAr pic.twitter.com/uxs7wzIJrg
— たばたの雑感(メモ) (@Utakeit7) May 20, 2023
因みに、世に倦む日日さんが今回の陰謀(?)を企てたと名指ししたインフルエンサーのうち、滝沢ガレソさんと暇空茜さんは本件について以下のように表明しています。
【補足】土佐市のカフェ強制退去問題に関して、「実はカフェ側が、都合の悪い事実を伏せて“老害叩き”を扇動する悪質業者だった!?」的な以下の記事がバズり散らかしているんすが、著者がバリバリの陰謀論者で、主張にも確たるソースがないのでスルーしてますhttps://t.co/QMdbBKHlrs
— 滝沢ガレソ🥕 (@takigare3) May 19, 2023
この記事自体、偏った電波さんの匂いのする文体 https://t.co/LuQoWVvpZB
— 暇空茜 (@himasoraakane) May 18, 2023
タイトルしか見てないけど5chは情報統制されてる!スレが立たなかった!とか言ってるアルミホイルさんじゃん…
きづきあきらってこういう電波さんも漫画で描いてたと思うけど本物を見てもわからんもんかね pic.twitter.com/GpfoX0kQxH
— 暇空茜 (@himasoraakane) May 18, 2023
世に倦む日々、の内容に誤りがあります
例えば、賃貸契約書がない、行政財産であるから市によるカフェ側への退去勧告の妥当性が明確になったとありますが、それでも賃貸借契約は成立します。公園や市議会ホールなどの行政資産には賃貸借契約での借主保護はありませんが
電波の匂いプンプン
— ぶさいくジャンヌ (@we22ZosxeR0BcRC) May 18, 2023
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