ジャーナリストの長谷川幸洋さんが東京大学の池内恵教授から訴えられたと話題になっていました。
長谷川幸洋さんが池内恵教授に訴えられるまでの経緯と裁判状況について簡単にまとめました。
- 長谷川幸洋の学歴経歴プロフィール
- 長谷川幸洋と東京新聞
- 長谷川幸洋と望月衣塑子
- 長谷川幸洋と飯山あかり
- 長谷川幸洋と池内恵の裁判まとめ
長谷川幸洋の学歴経歴プロフィール
名前 | 長谷川 幸洋(はせがわ ゆきひろ) |
生年月日 | 1953年1月18日 現在72歳 |
出身地 | 千葉県 |
学歴 | 千葉県立千葉高等学校(偏差値:73) 慶應義塾大学経済学部 卒業 |
職業 | ジャーナリスト 元新聞記者 |
長谷川幸洋の経歴
年 月 | 経 歴 |
1977年 | 中日新聞社に入社 |
1987年 | 東京新聞経済部へ異動 |
1989年 | ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院 (SAIS) で国際公共政策修士 (MIPP)。東京本社外報部、ブリュッセル支局長 |
1999年 | 論説委員に就任 |
2010年 | 論説副主幹に就任 |
2017年3月1日 | 2017年3月1日付人事にて、副主幹から外れた |
2018年3月31日 | 2018年3月31日付で東京・中日新聞を定年退職。以後はフリーランスのジャーナリストとして活動している。2009年、第18回山本七平賞を受賞 |
長谷川幸洋と東京新聞
長谷川幸洋さんは長らく東京・中日新聞に在籍し、2018年に定年退職しました。
しかし、在籍中は社内で対立があったことが窺われます。
2014年頃から同社の取締役論説主幹である深田実から「君には社説は担当させない」と通告され、東京新聞のオーナーへ依頼し仲裁に入って貰っていたが、退職まで担当する事は無かった。
司会を務めた『ニュース女子』が、「東京新聞論説副主幹」の肩書を使って出演していながら、社論と異なり、取材不足で真偽不明の内容の放送内容(2017年3月13日の放送にて反証)だったために東京新聞に批判が殺到したことへの責任を問われ、前述の人事にて副主幹からの異動となった。
しかし、自身が司会を務めていた『ニュース女子』を含めた出演番組内で、「沖縄の基地反対運動について事実でない内容を放送した」と批判されたのに対して、自社の論調と違う主張を持っているために内外から批判されていると主張し、自身が出演する『ザ・ボイス』2017年2月6日放送分にて「社外で発言することが自社の報道姿勢と違っていても、それを保障すること自体が言論の自由を守ることで、排除していたら北朝鮮と一緒だ」と反論している。
出典:wiki
あくまで個人的な意見ですが、東京・中日新聞はリベラル(左翼)よりのメディアという認識があります。
たとえば、ある事件で有名になった望月衣塑子記者も東京・中日新聞を代表するジャーナリストの1人です。
望月衣塑子さんが有名になってしまって、望月衣塑子さんだけが特別だと思う人もいるかもしれませんが、望月衣塑子さんがもし東京・中日新聞の方針に大きく背いて勝手な言論活動をしているのなら、とっくに解雇されていると思います。
それか、長谷川幸洋さんのように、会社から何らかのコメントが出されてもおかしくありません。
しかし、東京・中日新聞は望月衣塑子さんの言論活動を問題視する公式的な発言は記事執筆時点では確認できていません。
また東京・中日新聞自体、他のニュースを見る限り、やはり望月衣塑子さんと方向性は同じように見えます。
むしろ望月衣塑子さんは、東京・中日新聞の意向を強く表す代表的なジャーナリストの1人ではないでしょうか。
そう考えれば、既に退職したとはいえ長谷川幸洋さんが東京・中日新聞に定年まで在籍できたのは、むしろ凄いことではないかと思います。
何故かと言うと、長谷川幸洋さんの主義主張は保守(右翼)の立場にあるからです。
上記で引用したように、沖縄の基地反対運動の問題においても長谷川幸洋さんは自社の論調と異なる主張をして問題になっていました。
長谷川幸洋さんが東京・中日新聞に入社したのは1977年です。
その頃に東京・中日新聞がどんな方針で運営されていたかは確認できていませんし、また長谷川幸洋さんもいつから保守の立場の考え方になったかも確認できませんが、少なくとも50年以上前の話なので、今と事情が大きく異なっている可能性はあります。
その頃に入社した人の中には長谷川幸洋さんのような方もいらっしゃったのでしょう。
あー右端は長谷川幸洋さんか。彼は保守ですよ。東京新聞で冷や飯を食わされていた。なんでこのメンツと一緒なんだろう。最近保守党がらみで池内恵さんに告訴されたらしいですが。
— nenem (@shanta8823) March 24, 2024
長谷川幸洋と望月衣塑子
上記でも取り上げた望月衣塑子さんですが、長谷川幸洋さんは望月衣塑子さんにとっていわば先輩であり、元上司でもあります。
ですが、下記のツイートでも分かるように望月衣塑子さんは会社の論調の立場に立ち、当時の長谷川幸洋さんのことで謝罪ツイートをしています。
2月2日東京新聞で深田実論説主幹が社の見解発表。長谷川幸洋論説副主幹が司会の「 #ニュース女子 」高江特集は「内容が東京新聞の沖縄・高江での報道姿勢、社説の主張と異なり、事実に基づかない論評含み同意できない。偏見助長し、沖縄の人々や心情を傷つけ、基地問題が歪めて伝えられた」 pic.twitter.com/DnmhgRaVCF
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) February 2, 2017
MX TV #ニュース女子 の高江特集問題。司会は東京新聞の論説副主幹の長谷川幸洋氏だった。今回の問題は自分も重く受け止めなくてはならない。記者として権力に迎合するのでなく、権力に立ち向かい、傷つき苦しむ人々の側に立つ取材と執筆を肝に銘じたい。本当に申し訳ございませんでした。 pic.twitter.com/Zzeu1qRs3C
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) February 2, 2017
因みに望月衣塑子さんはこの件以外で長谷川幸洋さんについては一切に触れていないようです。
また長谷川幸洋さんも望月衣塑子さんに関するポストは全くしていないようです。
恐らくですが、思想で対立していても、元上司部下、先輩後輩の関係なので互いに触れないようにしているのかもしれないと思いました。
長谷川幸洋、かつて東京新聞の望月衣塑子と同僚だったという事実。(長谷川幸洋は元東京新聞論説副主幹)
— S . T O S H I💙💛 (@toshi_1004) January 15, 2024
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