成田悠輔のwiki経歴学歴プロフィールは?生い立ちと父親・母親がヤバイ!思想(問題発言)のまとめも!

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アメリカ・イェール大学の助教授で経営学者として知られる成田悠輔氏の過去の過激な発言が海外でも話題になっています。

成田悠輔氏がなぜ過激な発言を繰り返しているのか気になりますね。

この記事では

  • 成田悠輔のwiki経歴学歴プロフィール
  • 成田悠輔の生い立ちと父親・母親がヤバイ!
  • 成田悠輔の問題発言と思想を分かりやすくまとめ

について紹介します。

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成田悠輔のwiki経歴学歴プロフィール

 

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名前 成田 悠輔(なりた ゆうすけ)
生年月日 1985年 現在39歳
出身地 日本・東京都北区
職業 経済学者、起業家、イェール大学アシスタント・プロフェッサー、一橋大学特任准教授、東京大学招聘研究員

成田悠輔の学歴(出身学校)

出身中学校・高校:麻布中学校・高等学校(偏差値:68以上)

成田悠輔氏の出身中学・高校は麻布中学校・高等学校です。

麻布と言えば私立名門の中高一貫校として有名ですね。

また自由な校風で校則がほとんどなく、基本的に服装も自由であることが特徴です。

出身大学・大学院

  • 2005~2009年 東京大学経済学部(共テ得点率 86% 偏差値 67.5
  • 2011年 東京大学大学院経済学研究科修士課程修了
  • 2016年 マサチューセッツ工科大学(MIT)Ph.D.取得

成田悠輔の経歴

成田悠輔氏は東京大学大学院在学中にVCASI研究助手になり、その後はヂンチ株式会社代表、一橋大学特任准教授、スタンフォード大学客員助教などを歴任しました。

2016年にはイェール大学経済学部アシスタント・プロフェッサーに就任し、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)客員研究員やZOZO、サイバーエージェントなどの組織とも共同研究&事業に携わっています。

現在は、東京大学招聘研究員、半熟仮想株式会社代表取締役も併任しています。

成田悠輔の生い立ちと父親・母親がヤバイ!

成田悠輔氏は学歴と経歴から非常に頭の切れる優秀な人物であることが分かります。

しかし、そんな成田悠輔氏にも暗い過去があったことが明かされています。

成田悠輔氏は幼い頃、狭いワンルームに4人家族(父親・母親・成田悠輔・弟)で暮らしていました。

その原因は成田悠輔氏の父親と母親にあったようです。

父はもともと文学青年だったようですが、社会人として生活していく最低限の筋力がないタイプの人。特にしょうもなかったのは酒癖と借金です。マージャン好きで、ことあるごとに負けて借金を作り、それが雪だるま式に膨らんでいました。母は一見しっかり者に見えるものの共依存的なところがあり、父にブチ切れながらも状況を作り直すことができずに二人して泥沼にハマっていく。そういう両親でした」

「少年時代の記憶は曖昧」と語るが、小学生の頃、プレハブ小屋のようなアパートに住んでいたことはよく覚えている。父は半分「プー太郎」状態で母が働いており、狭いワンルームに一家4人。母が夜な夜な大泣きしながら父をなじっていた記憶がある。「特にドラマがあったというより安定してダメな家庭」だったが、当時はその環境しか知らないため特に悲惨だという認識もなく自然に受け入れていたという。一方で自身は「世界に対する違和感」を感じていた。

出典:NIKKEI STYLE

典型的なダメ夫婦の両親だったため、家は常に貧乏で不安定な家庭環境が続いていたようです。

そんな家庭環境の影響からか、成田悠輔氏は小さい頃から多動症のある発達障害的なところがあったそうです。

発達障害の影響で成田悠輔氏は今でも人との付き合いが苦手で、何カ月も誰ともしゃべらずに過ごすこともあるとか。

その上、睡眠障害まであったので規則正しい生活が出来ず、小中高時代は不登校気味な生活を送っていました。

授業にはほとんど出ていないのに、勉強だけは抜群にできたという成田悠輔氏。

母親の希望で麻布中学に入学し、母親は苦しい家計の中から必死に授業料をひねり出していたのですが、成田悠輔氏の不登校気味は中学・高校でも続きました。

特に高校では出席日数が足りず進級すら危ぶまれるようになったため、先生たちの特別な計らいで「プリント1枚の提出で出席10回に換算」で、何とか落第せず卒業できたそうですね・・。

中高時代、学校には行かなかった成田悠輔氏ですが、ブックオフやレンタルビデオショップなどで映画や本、音楽に触れ、それらの世界にハマっていました。

また、この時期に柄谷行人氏のNAM(日本発の資本と国家への対抗運動)にも出入りしていました。

しかし、この中高時代に成田氏は学校の外で知的好奇心の翼を大きく広げていく。時は1990年代半ば。学校に行かず街をフラつけば、ブックオフやレンタルビデオショップがそこかしこにあり、100円、200円という安価で本や映画、音楽の世界にどっぷりとハマることができた。さらに普及しつつあったインターネットには、教室では学び得ない世界が広がっていた。知り合いのコンピューターマニアに作ってもらったPCで、当時ネットコミュニティーの中心だったメーリングリストや掲示板をのぞいて回り、やがて批評家の柄谷行人氏らのグループに行き着いた。

「その頃、柄谷さんは『NAM』(ニュー・アソシエイショニスト・ムーブメント)という怪しい社会運動を始めていたんです。社会思想や哲学系の人や、文学・音楽関係の人、それに政治活動家のような人たちが集まる謎のコミュニティーがあり、そこに僕も出入りするようになりました。ちょうど運動のパンフレット的な位置付けで『NAM生成』という本を作ることになり、浅田彰さんや坂本龍一さん、のちにスマートニュースを創業する鈴木健さんなんかも著者として名を連ねたのですが、中学生だった僕はその本の注釈作りをバイトでやりました。版元の太田出版から3万円だか5万円だかを受け取って、それが15歳くらいだった僕が生まれて初めて手にした仕事の報酬になりました」

出典:NIKKEI STYLE

そんな中、成田悠輔氏の家庭の状況はさらに悪化し、高校卒業を前に父親が失踪してしまいます。

一方、家庭の状況は悪化の一途をたどっていた。父がフラフラしながらも勤めていた中小企業が偶然時代の波に乗って急成長し、一部上場企業になったが、それが成田家にはマイナスに働いた。「上場企業勤務」として与信枠が広がったために、父の借金の額が一気に膨らんだのだ。追い詰められた母は父の会社の住宅ローン補助プログラムを使って金を借り、それを消費者金融などの返済に回すという、やってはいけない自転車操業に陥った。

そして高校卒業を前に、父が突然「新しい人生を始めたい」などと言い残し、失踪する。母は精神的に不安定になり、家庭はさらに困窮した。そんな中、卒業時期はいや応なしにやってきたが、受験のための勉強など何年もしていなかったので、センター試験も「暗号にしか見えず」、早々に受験戦線から撤退した。

出典:NIKKEI STYLE

アルコール依存症でギャンブル癖のひどい父のもとで育ち、自身はひどい睡眠障害と「世界に対する違和感」から私立麻布中・高時代はずっと不登校だった成田氏。高校生の時に父が失踪し、その後、母がくも膜下出血で倒れるという不運にも見舞われた。母の意識不明の状態は2、3カ月続き、かろうじて成り立っていた家計はついに破綻。弁護士や親族の助けを借りながら、母の自己破産手続きを進めざるを得なくなった。10代にして経験したこうした出来事が、成田氏のものの見方に大きな影響を与えたことは想像に難くない。

出典:NIKKEI STYLE

高校を卒業しても大学受験の意思はなかった成田悠輔氏ですが、母親からの強い要望で大学受験を決意し、予備校の体験授業に行きました。

予備校の授業自体は役に立たなかったけど、予備校先生の生徒に教える技術に驚嘆した成田悠輔氏は、自身が浪人中でありながら、予備校でアルバイトの非常勤講師として働くようになります。

そして、予備校の講師をしながら1浪して2005年に東京大学に入学しました。

常識では考えられない経歴ですが、それだけ成田悠輔氏の頭脳は卓越しているのでしょう。

成田悠輔の問題発言と思想を分かりやすくまとめ

これらの成田悠輔氏の生い立ちが、成田悠輔氏の現在の思想に影響したことはまず間違いありません。

成田悠輔の思想まとめ

教育

  • 日本の教育は個人の人格・性格がどうであれ、受験というゲームを乗り越えさえすれば学校に入ることが保証されている公平なシステム
  • アメリカのような経験重視の教育システムは最も格差を作り出すもの。豊かな子は高額のパッケージツアーなどに参加して経験を作ることが出来るが、貧乏な子はできないから

少子高齢化

  • 少子高齢化によって若い世代が選挙に行っても、全体からして少数派過ぎて現状を変えるまでには至らない。危機的な状況に陥って革命や反乱でも起きない限り、若者による現状変更は不可能。そのため、高齢者は自ら進んで引退してほしいと主張
  • 物理学者のマックス・プランクの「科学は葬式のたびに進歩する」という言葉を引用し、「経済同友会解散、重鎮経営者の引退」を呼びかけた

ベーシック・インカム

現代人は心が弱く、働くことによって社会への責任を果たすというアイデンティティを保っているため、賃金が少ないぐらいでは仕事を辞められない。働いたり、稼いだりしなくても自信をもって生きる人間をどう作るかが重要なので、その実現にはベーシックインカムはあまり役に立たないと主張

MMT(現代貨幣理論)経済理論の否定

とても複雑なことが起きている時に、根拠もなしに、特定の原因さえ詰めば(お金を刷りまくればすべて)問題が解決しますと断言するのは単なる情弱ビジネス

社会的分断

  • 「他の国と比べて日本は経済的な格差や政治的な大きな分断はない。日本で起きている問題は全員で貧しくなって、なんとなく現状でグダグダしている状態」
  • 「社会の大きな進化は、行き過ぎた断絶と、それを壊そうとして排除された側が支配している側を殺すことで成立する。相手を殺さざるを得ない分断をどう生み出すかが分断を解決する近道」
  • 分断を作り出す論点として、安楽死を容認するか強制するかがある

成田悠輔氏の主張の中で教育に関する持論は、ひとえに自身の実体験によるものなのでしょう。

成田悠輔氏は貧しい家庭環境の中、発達障害の問題まで抱えているにもかかわらず、ここまで社会的地位を築き上げられたのは、他の人より頭が良く、1人でも勉強できる能力があったからです。

成田悠輔氏の言う通り、日本は受験さえ突破できれば平等にチャンスがあるという点では、経験重視のアメリカよりハードルは低いのかもしれません。

しかし、この問題は成田悠輔氏の言うように、受験さえ突破できれば・・というだけの簡単な問題ではない気がします。

成田悠輔氏がここまでできたのは、ただ受験を突破出来たからではなく、秀でた能力でハイレベルの受験を突破出来たからではないでしょうか?

そこそこ勉強できるくらいでは、成田悠輔氏のような状態から這い上がることはほぼ不可能だと思うんですよね。

成田悠輔氏が指摘するように、アメリカの教育システムも万能ではありませんが、日本の教育システムに適応できない人材が沢山いることも事実です。

要は、現環境に適応できなかった人たちをどのようにフォローするかが、今後の社会の課題ではないでしょうか。

成田悠輔氏の発言の問題点

成田悠輔氏は上記の通り、度々メディアで持論(思想)を語っていますが、中でも少子高齢化と社会的分断の対策に関する持論が特に批判されています。

少子高齢化

少子高齢化によって若者がいくら頑張っても政治も社会も大きく変えることが出来ない現状に対し、成田悠輔氏はひたすら高齢者の自発的な引退を促しています。

成田悠輔氏が言う高齢者とは、主に政治家や経営者(会社の重役)など権力を持つポストに就いている人たちを指しています。

その主張の一環として

  • 高齢化し老害化しないために『人は適切な時期に”切腹”すべし』と発言
  • 「皆さんのようなリーダーが次々と切腹するような日本社会になれば、それは単なる社会保障政策ではなく、最強の『クールジャパン』政策になる」
  • 「結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなのしかないんじゃないか。僕はこれを大真面目に言っていて、やっぱり人間は引き際が重要だと思う。別に物理的な切腹ではなくて、社会的な切腹でもいい。過去の功績を使って居座り続ける人がいろいろなレイヤーで多すぎる。これがこの国の明らかな問題だ」

という主張を度々繰り返していました。

成田悠輔氏がここで言及した集団自決というのは、あくまで抽象的な比喩であり、文字通りの自決を意味するものではないと本人は主張しています。

しかし、成田悠輔氏がそう説明していても成田悠輔氏のこれらの発言を支持する若者の中には、比喩ではなく字義通りの意味で受け取り、成田悠輔氏の発言に賛同している人も少なくないというのが問題です。

「安易に『比喩』として受け止めるべきではなく、成田のファンは『年寄りはもう死ねばいい、社会福祉は削ればいいと思っている人たち』だ」

そんな若者の発想は、まるで優生思想を推し進めたナチス・ドイツを連想させるとし、危惧する声も多く上がっています。

他にも、成田悠輔氏の高齢者に対する発言は、エイジズムと呼ばれるような年齢差別であり、ヘイトスピーチであると指摘する声も少なくありません。

社会的分断

成田悠輔氏は日本には大きな分断がないことを問題としています。

社会が進化するためには意図的に分断を生み出す必要があるとし、分断を作り出す論点の一つとして安楽死の容認または強制がその手段になり得ると語っていました。

成田悠輔氏の言わんとすることは分かりますが、道徳・倫理観が致命的に欠落している意見であるため、批判が殺到しています。

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