近年、囲碁&将棋の世界では才能溢れる若者の活躍が目覚ましいですが、中でも史上最年少でプロ入り&タイトル獲得など、多くの最年少記録を有する仲邑菫棋士(囲碁)には国内だけでなく、海外からも期待の声が寄せられています。
この記事では仲邑菫棋士のこれらの噂をまとめました!
- 仲邑菫棋士のwiki経歴・学歴プロフィール
- 仲邑菫棋士の戦績・成績
- 仲邑菫棋士の家族構成と両親(父親・母親)
- 仲邑菫棋士の国籍は?韓国人は嘘!韓国語のレベルは?
- 仲邑菫棋士の身長
- 【画像】仲邑菫棋士がかわいい!
仲邑菫棋士のwiki経歴・学歴プロフィール

出典:朝日新聞
名前 | 仲邑 菫(なかむら すみれ) |
生年月日 | 2009年3月2日 14歳 |
出身地 | 大阪府(東京都生まれ) |
身長 | 140cm以上(2022年4月時点) |
職業 | 囲碁棋士 |
プロ入り年 | 2019年 |
段位 | 三段(2023年2月現在) |
所属 | 日本棋院東京本院 |
在位中タイトル | 女流棋聖(2023) |
師匠 | 仲邑信也(父親) 仲邑信也九段門下 |
戦績 | 女流名人 挑戦者(2022) 女流棋聖 1期(2023) 扇興杯 準優勝(2022) |
仲邑菫棋士は生まれは東京ですが、父親の仕事の都合で2015年4月(歳)の時に大阪に移り住むことになりました。
大阪市内の小学校に通いながら女流アマ大会、少年少女全国大会などに出場し、囲碁の経験を積みました。
日本棋院のプロ棋士新採用制度である「英才特別採用推薦棋士」の新設に伴い、石井邦生九段・三村智保九段による推薦を受けて、2018年12月本制度の規定による張栩九段との試験対局を行いました。
仲邑菫棋士は上記制度に基づき、多くのトップ棋士等による審査を経て、2019年(平成31年)1月5日(この日は日本棋院が「囲碁の日」と制定している)にプロ棋士入りが発表され、世間の注目を集めました。
仲邑菫棋士はプロ棋士入りが決まってから、井山裕太九段、崔精九段、曺薫鉉九段、黒嘉嘉七段との記念対局を経て敗れたものの、国内だけでなく海外からも多くの称賛を受けました。
2019年4月1日に入段したことで、日本棋院に所属する棋士のプロ入り最年少記録(10歳0か月)を樹立し、日本におけるプロ公式戦デビューの最年少記録(10歳1カ月)も樹立しました。
仲邑菫棋士の戦績・成績
年 月 | 経 歴 |
3歳 | 囲碁を覚える |
3歳7か月 | アマ囲碁大会に初出場 |
5歳 | 関西アマ女流囲碁名人戦Bクラスで優勝 |
6歳 | 未就学児の大会である第4回渡辺和代キッズカップに優勝 |
2017年(平成29年)4月~12月 | 8歳で関西棋院の院生 |
2018年(平成30年)1月 | 一家で韓国のソウル市に引っ越して囲碁短期留学の形で同年4月、9歳で囲碁道場に通い韓国棋院の研究生 |
2018年7月 | パンダネットが開催するネット碁のアマチュア女流棋戦「パンダネットレディース囲碁トーナメント」で9歳にして優勝 |
2019年4月1日 | 入段。日本棋院に所属する棋士のプロ入り最年少記録(10歳0か月)を樹立 |
- 最年少入段(プロ入り):10歳0か月(2019年)(当時)
- 最年少公式戦勝利:10歳4か月(第23期女流棋聖戦、2019年)
- 最年少棋戦本戦入り:10歳5か月(第23期女流棋聖戦、2019年)
- プロ入りからの最短本戦進出:4か月4日(同上)
- 最年少棋戦本戦勝利:11歳7か月(第24期女流棋聖戦、2020年)
- 最年少二段:12歳0か月(2021年)
- 最年少棋戦ベスト4:12歳1ヵ月(第8期女流立葵杯、2021年)
- 最年少棋聖戦Cリーグ入り:12歳2か月(第46期棋聖戦、2021年)
- 最年少タイトル戦挑戦手合出場:13歳1か月(第33期女流名人戦、2022年)
- 最年少100勝:13歳3か月(2022年)
- 年齢制限のない男女混合の世界戦で国内女性初勝利(2022三星火災杯世界囲碁マスターズ)
- 最年少タイトル獲得:13歳11か月(2023年)
- 女流棋聖 1期(第26期)
- 女流名人戦 挑戦者(2022)
- 扇興杯 準優勝(2022)
- 棋聖戦 Cリーグ入り(2021)
- ディスカバリー杯 優勝(2022)
- 女流ティーンエージャー棋士トーナメント戦 優勝(2021年)
仲邑菫棋士の家族構成と両親(父親・母親)
仲邑菫棋士の家族構成は両親(父親・母親)と仲邑菫棋士の3人家族です。
仲邑菫棋士に兄弟がいるという話は今のところ出ていません。
仲邑菫棋士の父親は仲邑信也棋士
仲邑菫棋士の父親は同じく囲碁棋士の仲邑信也九段です。

出典:スポニチ
- 名前:仲邑 信也(なかむら しんや)
- 生年月日:1973年4月10日 50歳
- 出身地:大阪府
- 職業:囲碁棋士(九段)
- 所属:日本棋院関西総本部
- 門下:山下順源七段門下
- タイトル:1998年 第13期NEC俊英囲碁トーナメント戦
仲邑信也九段はアマチュア高段者の父からの指導も受け、2つ年上の兄についていく形で小学3年生の時に日本棋院関西総本部の院生になりました。
小学5年生の時に山下順源七段に弟子入りし、高校には進学せず1991年4月、17歳で入段しました。
1998年、第13期NEC俊英囲碁トーナメント戦では決勝戦で溝上知親に勝利し自身初タイトルを獲得しました。
2002年4月、日本棋院東京本院に移籍、2008年4月に日本棋院関西総本部に再度移籍しました。
- 1996年 第21期新人王戦 準優勝
- 2000年 第48期王座戦 本戦入り
- 2006年 第54期王座戦 本戦入り
- 2007年 第20回世界囲碁選手権富士通杯 日本代表
- 1996年 松原賞
- 2006年 棋道賞勝率第1位賞(33勝8敗、勝率 .805)
仲邑信也九段の門下には大橋成哉七段、但馬慎吾六段、村松大樹六段がおり、また娘・仲邑菫棋士の師匠でもあります。
仲邑菫棋士の母親は仲邑幸
仲邑菫棋士の母親は囲碁のインストラクターであり、囲碁の女流棋士・辰己茜(旧姓:石井)棋士の姉である仲邑幸さんです。

出典:碁・将棋フォーラム
仲邑信也九段と仲邑幸さんは2007年に結婚し、2009年3月に仲邑菫棋士が生まれました。
仲邑幸さんは結婚してからはインストラクターの仕事はしておらず、夫と娘のサポートに注力しているようです。
仲邑菫棋士は両親だけでなく親戚にも囲碁のプロ棋士や囲碁関係者が多数おり、囲碁を学ぶには最適な環境で生まれ育ちました。
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