SHEIN(ファッションブランド)4つの疑惑をまとめ!人権・著作権・臭い・タグ問題とは?

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多くのインフルエンサーたちから宣伝され、広まり始めたファッションブランドSHEIN

安すぎる値段の裏に人権問題が発生しているのではないかという疑惑が報じられました。

それからいくつかの疑惑がさらに浮上しているので、今回はSHEINの下記の問題について調査しました。

  • SHEINで発生している人権問題
  • SHEINの著作権問題
  • SHEINの臭い問題
  • SHEINのタグ問題
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SHEINとは?

SHEINは中国南京市のITエンジニア・クリス・シュー(Chris Xu)氏が、2008年10月に設立した会社です。

設立当初はドロップシッピング業者として扱われていましたが、2021年時点で衣料品のデザインや製造には一切関与しておらず、世界の衣料工場と呼ばれる広州の衣料品市場から製品を調達しています。

日本ではインフルエンサーたちを中心に話題となり、人気ブランドの一つになりつつありますが、本国である中国では地域によるかもしれませんが、あまり名の知られていないブランドです。

SHEINの事業地域を調べると

欧州全域、アメリカ、オーストラリア、中東、日本など世界220ヵ国
主に北米を中心に成長してきたようなので、中国内での知名度は低いのかもしれません。

SHEINで発生している人権問題

SHEINの売りの最大の強みは、安すぎる値段です。

昨今の経済事情を鑑みてこのクオリティ&価格帯はどこのブランドを探してもなかなか見つからないのではないでしょうか。

中古か、よほどの粗悪品でない限り、考えられない値段設定ばかりな気がしますが、こんな強気な値段設定ができるのは、人件費をそれだけ抑えているからではないかと言われています。

  • 最新の調査によると、SHEINで販売される服を作っている労働者は、1着につきわずか4セント(約6円)しか得ていないという。
  • 彼らはしばしば1日18時間働き、休日は月に1日しかないとチャンネル4やThe i newspaperが報じた。
  • 仕事終わった後に時間がないため、昼休みに洗髪する労働者もいるという

ファストファッション企業のSHEINは非常に安い価格で洋服を販売しており、最新の潜入調査でそのビジネスモデルを維持するための人件費が明らかになった。

SHEINの服を作っている中国の工場の労働者は、1日に18時間働くことが頻繁にあり、週末はなく、休日は月にたった1日であることがイギリスのチャンネル4とThe i newspaperの潜入調査でわかった。

(中略)

「ここでは日曜日なんてものはない」と、一人の労働者が動画の中で語った。彼らは週7日間働いているという。

調査によると、1つ目の工場では月4000元(約556ドル:約8万2000円)の基本給をもらっている従業員は、1日少なくとも500着を作るが、初月の給料は保留にされたという。労働者の多くが、1着わずか0.14元(約2セント、約3円)の手間賃を稼ぐために苦労している。2つ目の工場では、労働者は基本給がなく、服1着を作るごとにわずか0.27元(約4セント:約6円)を受け取ることがわかった。

また、1つのミスをすると日給の3分の2の罰金が科せられるという。その工場では、女性従業員が仕事が終わった後には十分な時間がないからと、昼休みに髪を洗っていた。

引用元:BUSINESSINSIDER

記事に記載された労働状況は、先進国の労働環境では考えられない状況ですし、それ以前に人間の尊厳をも脅かすような労働環境であることは明確です。

一日のほとんどの時間を拘束され、休みもほぼなく、ただ働き同然の労働環境です。

世間の声

SHEINの著作権問題

労働環境において人権問題が発生した疑いのあるSHEINですが、他にも著作権問題が発生していることが分かりました。

ロサンゼルスを拠点に活動するアーティストのジェニファー・スターク(Jennifer Stark)は24日、「シーイン(SHEIN)」がスタークの著作権を侵害したとして、運営会社のシーイン ディストリビューション グループ(SHEIN DISTRIBUTION GROUP)に対して損害賠償を求めて提訴した。

引用元:WWD

著作権侵害でSHEINが訴えられたというニュースが報じられてから、SHEINの著作権侵害疑惑のツイートが相次ぎました。

SHEINの臭い問題

SHEINの人権問題が話題になってから、SHEINの服が臭いというツイートが目立つようになりました。

SHEINのタグ問題

SHEINの人権問題と共に話題に上がっているのがSHEINの服のタグに記載された助けを求める文言です。

世の中にはたくさんのファッションブランドがありますが、服のタグに助けを求める文言が印字されていたという話は聞いたことがありません。

ただの悪戯と捉えるには報告数がかなり上がっている上に、人権問題で告発された現状ではタグの文字も本当に助けを求める人からの声である可能性が高いのではないでしょうか。。

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